意向調査について

INTRODUCTION

森林の経営管理に関する意向調査は、森林経営管理制度に基づいて行われ、
「森林を今後どのように管理していきたいか」など、所有者本人の意思を明らかにする重要な調査です。
市町村への委託を考える方はもちろん、ご自分で山を管理される方も含め人工林を所有する全ての方に、必ずお答えいただくことになっています。 この回答を踏まえ、今後の森林の管理の方法や、間伐等の整備の内容を検討していくこととなりますので、ご協力をお願いします。


調査方法

令和2年度より、徳島市、阿波市、吉野川市、勝浦町、東みよし町では、協議会がダイレクトメ-ルにて「経営管理意向調査票」を送付いたしますので、期日までに必ず、ご回答をお願いします。

【調査票の内容】

  1. 森林所有者情報の確認
  2. 所有森林の現況・管理の状況について
  3. 今後の管理の方法について市町村に委託したい、売却したいなど
  4. 森林の管理を「市町村に委託したい」理由など
  5. 「森林を手放したい」理由など

〇調査は“記名方式”で行います。
お送りする書類には、市町村の「林地台帳」に基づき、森林所有者IDと、所有者氏名・住所が記載されています。

〈市町村に委託する場合の注意点〉

  • 委託する費用は森林環境譲与税が充当されるため無料ですが、森林経営の権利(伐採時期や方法、販売先の取り決めなど)を市町村に任せる必要があります。
  • 相続ができておらず権利関係者の同意が取れない場合等委託することができないことがあります。

【調査票の回答方法】

  1. 調査票による回答
    お送りした調査票に記入していただき、同封の返信用封筒にてご返送ください。
  2. インタ-ネットによる回答
    PCかスマ-トフォンで、協議会のホ-ムペ-ジの経営管理意向調査にアクセスするか、調査票のQRコ-ドを読み込み、画面の表示に従って回答を進めてください。

○調査票でお答えいただいた内容は、森林経営管理法に基づく森林管理及び市町村、県等の行う森林施策を推進する目的にのみ使用されます。

調査の順番

意向調査の後、回答を集約し、森林の管理や整備の計画を作成するなどの作業が必要ため一度に全域を調査することができません。
各市町を5年程度で一巡できる計画をたて、各地域の具体的な整備計画などを検討しながら、順次行っていきます。

○森林経営計画が多く樹立されている地域、地積調査や境界の明確化が進んでいる地域など、森林や所有者の情報が整備されている地域からおこなっていきます。

調査票の使われ方 ~回答の集約と経営管理の方法の決定~

ご回答いただいた調査票は、各地域のハロ-フォレストに集められ、回答がある程集約された地域から、所有者の同意のもと「市町村で管理する」など経営管理の方法を決定していきます。

  • 集約した結果、市町村に委託を希望した場合でも、森林組合等に委託するなど、他の管理方法が効率的な場合、委託先を再検討していたくことがありあます。
  • 意向調査に回答いただけなかった場合、調査員が電話等で調査票の内容についてお伺いすることがありますので、ご協力ください。

経営管理の方法に基づき、災害防止のため間伐が早急に必要な地域や、木材生産が可能な地域から順次、森林の整備を進めていきます。

意向が集約され森林の管理方法や整備計画が作成されるイメージ

調査票や山の管理などについてご質問があれば、山の相談窓口となる「ハローフォレスト」にお問い合わせください。

平日の9:00〜17:00 電話や窓口にて調査員が対応いたします。